なぜこんなものがこの世に現れたのか、といったモノがある。 リサイクルショップ、バザー、骨董市などで以前の持ち主の痕跡が残るそれらを見かけると、一体誰が、なぜ、どこでこれを手に入れたのかと考えさせられる。 中古品を取り扱う店を挟んでしまえば、誰かの人生の傍らにあったそれらの在りし日の姿が霞む。 しみじみ味わいのあるモノたちをこの世の中古品の中からセレクトし、販売をします。 実は作られた時代によってはそれらが当たり前のものだったり、個人的な記念品だったり、発売当初は高級品だったり、非常に古い物であったりとさまざま「モノの値段のための価値基準」があるが、ここではそれを抜きに「これを買う俺」の姿を俯瞰して、商品を選んでいただきたい。 一周回ってつらい